2017年5月8日月曜日

プラグ遊び2

去年の9月にもっといい感じの点火プラグを求めて何種類か買ったものの,イリジウムレーシングがすごく良くて,結局そのままだったのでせっかくだから試してみることにした。

今回試したのはこの2種類。

左:DENSO イリジウムタフ VXU24
右:NGK JR8C

イリジウムパワーは良いんだけれど,結局ニッケルの接地電極が減って良さが長続きしないので,接地電極にプラチナチップの付いたイリジウムタフを用意。
NGKの方は「いっそどこでもいいから火が付きやすいところに火花が飛んでくれたら良くならんか?」という考えで2極プラグ。

結果
VXU24:イリジウムパワーと似た感覚。イリジウムレーシングに比べてスムーズになるが車速の伸びが悪い。始動性は向上。
耐久性はイリジウムパワーより良いはずなので,今使ってるのがイリジウムパワーなら乗り換え候補になったと思う。
でもイリジウムレーシングからだとこれにする理由がコストぐらいしかない。
耐久性的にはイリジウムレーシングは接地電極がプラチナなので同等。4輪なら10万キロはもつプラグだからざっくり見積もっても3万キロはもつと考えるとコストも…ねぇ。
JR8C:始動性向上。3000回転ぐらいまでのトルク感(測定はしていないのであくまで感覚的なもの)は向上しているもののそれ以降の伸び感が大幅に低下。
車両がグイッと前に進もうとする感じだけはするのに速度が伸びていかないという不思議な状態に。
多分開け始めの不安定な領域では燃焼が安定するから最初の「グイッ」は有るんだけれど,加速始めてからの安定して燃焼する領域ではプラグからの熱引きが大きいせいで燃焼トルクは低下しているんじゃないかと思う。
トルク感とトルクって別物なんだなぁと改めて実感。

結論
今のところ自分の好みと現状のセッティングに対してはイリジウムレーシングが好ましい。
確かに低回転でのボソボソする感じがイリジウムレーシングに比べて改善する傾向はどちらもあったものの,3500~6000回転ぐらいでの加速の勢いが無くなる。
というよりもともとこんなもんだったのがイリジウムレーシングで劇的に良くなった部分がこの領域なので決して悪くは無いんだけれど,正直もうこれ無しだとあまり面白くないというのが本音。
ということでプラグはまだしばらくイリジウムレーシング固定,低速域の部分はもう少しセッティングで誤魔化す方法を探そう。

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