2020年11月29日日曜日

SRX 足回りリフレッシュ

9月~10月ごろの話

エンジン載せ替えてから前よりトルクが上がったせいか,車体が安定しないなぁと思っていた。

最後にサスペンションのメンテをしたのがいつだったか,履歴を見てみると7年前。

距離にして3万5千kmほど走っていた。

そんなにダンパーが抜けている感じはしないけれど,さすがにメンテ時期ってことで対処した。

まずステムまわり。

トップブリッジを黒くしたのに,ボトムブリッジが銀のままなのが前から気になっていたので,黒塗装したボトムブリッジに交換。

それに伴って特に不具合は感じていないけれど,ステムベアリングも折角なので交換。

次にフロントフォークは,5年ほど前に買っておいた純正新品フォークを投入。

ただそのまま使うのももったいないので,耐久性向上を目的にコーティングした。

アウターチューブは半端なバフ研磨も気に入らないので,全体バフ研磨→ブラストでザラザラにした上で黒カシマコート。

インナーチューブは錆・傷防止目的で窒化コート。

金とか紫とかの窒化チタンコートは趣味じゃないので,窒化クロムコートにした。

見比べるとクロムメッキよりちょっと黒っぽいけれど,これ単体で見る分にはさほど違和感が無くていい感じ。

これでもハードクロムメッキの倍程度の表面硬度はあるし,耐薬品性などは窒化チタンより良いので,見た目の派手さ目的でなければいい処理だと思う。

シールは試しにSKFの緑のシールを入れてみた。

あとは純正スタビライザーが銀だったものを染めQで黒くする+今は無くなってしまったスラクストン製のカーボンスタビを投入。

前回りは大体ブラックアウトされて,見た目に落ち着きが出たような気がする。

SKFシールが単体で見ると派手かと思ったけれど,車体に付けるとフォークガードもあるのでさほど目立たない。

リアショックはオーリンズなので通常オーバーホール。

シリンダーが摩耗しているということだったけれど,今はシリンダー在庫が無いとのことなので,とりあえずそのままくみ上げてもらう。

こちらは近いうちに再オーバーホール予定。


物はついででドリブンスプロケットも交換。

DRCのDURAスプロケット。

歯数も材質も変えず,ただ見た目が黒いのが良かったというだけ。

アルミスプロケットは使わない主義なので,スチールだけれど黒ってところがいい感じ。

というか最初にこれ知ってたら最初からコッチ入れてたよ…。

固定ナットも黒くするついでに,どうしても12ポイントのナットが使いたかったので,PRO-BOLTのチタンに変更。

黒の12ポイントのセルフロックナットって条件だとチタン製しかなかった…。

実はSRXには初めてのチタンネジだったりする。


諸々換えてリフレッシュしたものの,バネなんか換えていないので特性はほぼ変わらなかった。

乗り始めて最初だけ「全部新品なのに渋さが無い」ってフィーリングはあったけれど,1日も乗れば分からなくなる程度。


見た目はキレイになったので概ね満足。

あとは耐久性だけれど,問題が出なければ結果が出るのは10年後かな。

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