2019年5月1日水曜日

純正用オイルクーラーコアガード その2

DMM.makeに出していたコアガードが到着した。
というわけで令和初弄り。
といっても平成最後の日もバイク弄りしていたから,特に感慨は無いのだけれど。

とりあえず品物をよく見てみる。


左:表   右:裏

触った第一印象はかなりしっかりしている。
剛性もしっかりあるし,ちょっとやそっとで壊れることは無さそう。
今回は磨きなしのナチュラルで発注した。
表面はかなりザラザラしていて,感覚的には400~600番ぐらいの耐水ペーパーに近い感じ。

寸法はかなりちゃんと出ていて,取付穴ピッチや上部の爪も採寸通りに出来ている。
少なくとも金尺で測る程度では誤差は分からない。
エッジやRの再現もしっかりできていて,R0.5とピン角の差はちゃんと分かる。
元のモデルはFusion360のSTL掃き出し機能任せで13000メッシュ/640KBほどの物。
それでも曲面部分の粗さは全く気にならないレベル。やるじゃんFusion360。

次に塗装をしてみる。
使ったのはMCペインターのシルバーサーフェイサーと染めQのギンギラ銀。
比較写真撮るの忘れたけれど,どちらでも弾くとか簡単にはがれるということは無かった。
染めQの銀が思いのほかラメが荒く,非常に胡散くさい感じになってしまったので,今回は染めQの上からシルバーサフを乗せてみた。

元の表面のザラザラをそのまま塗装したところ,なんだか砂型鋳造のアルミみたいになった。

次に網の検討。

左:ホームセンターで売っていたアルミのパンチング板。
右:キタコのアルミメッシュ細目。
キタコの方はアルマイト済みなので,色味が落ち着いていて質感は合っている気がする。
アルミパンチングの方が防御力は高そうだけれど,ちょっとカスタム感が強い気がする。

車両に取り付けてみるとこんな感じ。

網と枠はコニシボンドのウルトラ多用途で接着してみた。
とりあえず簡単には外れないと思うけれど,後日エポキシで再接着予定。
オイルクーラー本体がヤレて汚いから妙に浮いて見えるが,エンジン載せ替え時にオイルクーラーも再塗装済みの物に変えればそんなにおかしくないと思う。
中央には家にあったビトロの音叉マーク貼ったが,ここはビトロじゃない方が良いかもしれない。

とりあえずこれでしばらく乗ってみて,耐熱性等を確認してみる。

暫定版を作ってみた結果,本番仕様への改善点としては以下。
 1.上部の爪引っ掛け構造はやっぱり安っぽい。
 2.下部の繋ぎ(音叉マーク貼った部分)が,単純な平面だと手抜き感があってカッコ悪い。
 3.裏面の網接着用の段差が,1mmでは幅が狭過ぎて接着が難しい。
1,2については暫定版を発注した翌日には気づいていたので,変更形状を作成中。
多分,もうちょっと純正っぽくなると思う。
3については,今回やってみて非常に面倒だったので,2.5mm程度まで段付きを広げる必要がありそう。

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