インテークが常に油っぽい=オイルが下がってる+全開にした後しばらくマフラーからオイルが燃える煙が出る=オイルが上がってる。
症状自体は結構前からあったものの,消費量自体が大したこと無いので放っておいたのだけれど,最近は1000km/L近い消費量になってきた。
遠い昔に乗ってた250ガンマがそれぐらいのオイル消費量だったような…。
メーター信じるなら8万6千km,少なくとも自分のところに来てから5万kmぐらいはエンジン開けていないので,さすがにそろそろ何とかしないといけない。
実は数年前にエンジン本体は1基確保してあった。
買えるうちに買っておこうと思って買っておいたXT600用のエンジン。
この時国内で600用のエンジンが売ってなかったので,ドイツから海を越えてきてもらって,本体より送料の方が高くついた代物。
売り手の言い分を信じるなら,走行距離は28000kmだったらしい。
まだエンジンの症状が大したこと無かったので眠らせておいたのだけれど,いよいよ引っ張り出す時が来たようで。
とは言えこのまま積む気などさらさらないので一度全分解する。
とにかく汚いので洗浄。
サンエスのメタルクリーンにどぶ付け。こっちはこのまましばらく放置予定。
数時間でかなり落ちているので,1日もつけておけば十分かもしれない。
クランクケースの片割れは一度には入らなかったので後日。
とりあえず確実に使え無さそうな主要部品を確認。
5速ギアはピッチングで虫食い。
ミッション全体で見ればドッグの欠けやダレもないので,結構上手に乗ってたっぽい。
でも5速だけはオーバードライブ設定なので,SRXでも大概こうなってるんじゃないかなぁ。
ギアは新品にするけれど,何らかの強化処理入れないとまたすぐこうなりそう。
今回はクラッチレリーズを変えた時に本当は変えなきゃいけないメインシャフトも交換するので,使うのは5速以外のギアだけの予定。
プライマリドリブンギアはクラッチ板の当たり溝も殆ど無いので,そのまま使えそう。
SRXとは1次減速比が変わるんだけれど,その辺りはファイナルで調整予定。
バルブはポリッシュとリフェイスで使えそうではあるものの,加工に出す手間を考えると新品交換でもいいかも。
バルブガイドも問題無さそうだけれど,ここは折角だから打ち換えておこうかと思う。
その他ちょっと不安が残るのがオイルポンプ。
スカベン側のトロコイド部分に何かが噛みこんだような打痕有り。
使えないほどではなさそうだけれど,長期的に不安を残しても仕方が無いし,まだ部品も出るので交換予定。
ピストン,リング,シリンダーライナー,ベアリング辺りは最初から交換予定。
XT600が結構長く売ってた車両で,パーツリストを見比べると品番変更されているものが結構あるので,どのパーツが変更になっているかは検討が必要そう。
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