2016年8月9日火曜日

SRX-600 リアホイールダンパー改修

相変わらずもそもそとFIのセッティング中。
「もうちょっと,あとちょっと」って言いながらもう4か月ぐらい弄ってる気がせんでもない。

キャブレターみたいにセッティング変更の作業に時間がかからないとか,セッティングパーツにお金がかからないとか,キリキリまで詰めてもどうせ明日には変わってるとかが無いのはFIの利点でもあり欠点でもあると思う。
いくらでもできるが故にいつまでもやってしまって終わりが無いというか…。
一個高い山がつぶれると次の山が気になるもぐらたたき状態。


今回やったのもそんな一環。
あまりに作業で手が汚れたので,写真は無し。

今回はホイールダンパーのガタを少し詰めてみた。
セッティングしていく過程でどうしても気になっていたのが定常走行時に船を漕ぐようにバイクがカックンカックンするピッチング。
セッティングで何とかならんかと色々弄ってみていたものの,なかなか尻尾が掴めず。
そもそもA/F自体は安定してるから,セッティングが大外しというよりも「燃えてるけれど出てくる微妙な燃え方の差」がどこかで増幅してるんかなー?と。

色々考えていくと,SRXってハブダンパー新品でも結構ユルユルで締め代がほぼ無かったことを思い出した。
新品のダンパーでも後輪浮かせてタイヤ揺するとスプロケットがガタ持って動いたり,ホイール外して逆さにするとスプロケットが自然落下してくるぐらいの緩さ。

微妙な燃焼のバラつき→トルク変動発生→駆動系で減速→チェーンの張りが変わる→ダンパー遊ぶって流れかなぁと。
じゃあダンパーの遊び詰めて,多少張力が変わってもテンションかかるようにすればどうなのよ?
ってことでダンパーの内側に1㎜のゴム板を挟んで締め代を増やしてみた。

揺すった感じはガタが無くなってスプロケットが遊ばず,ある意味普通のバイクのそれになったように見える。
試走してのフィーリングは…目的の部分は変わらんね…。
相変わらず「カックンカックン」と船を漕ぐ。

ただ想定外の効果も有った。
「エンブレ→加速」とか「エンブレ→定速走行」のような加減速が切り替わる瞬間のラッシュ感というかガタがある感じ(人によって「ドン付き」って表現する動き)が減った。
締め代増えてダンパーの硬さは上がってるハズなんだけれど,遊びが無くなった分むしろ当たりは柔らかい感覚。
なんだかスロットルが開けやすいし,開けてから加速するまでのタイムラグが詰まってる感じ。

狙ってたところには効かなかったものの,これ自体は今のところデメリットが無さそうなので,もうしばらくこのままいく予定。
でも船漕ぐのはやっぱりセッティングで何とかしなきゃなぁ…。

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