2016年7月4日月曜日

SRX-600 シフトランプの取り付け

以前からちょっと気になってはいて,あえて見ないフリをしていたこと。

タコメーターのレスポンスが追いついていない気がする。

スナッピングした時とか1速で全開加速した時とかに追いついていないような。
ECU上では7300rpmでリミッター当たる設定にしているけれど,タコメーター表示が6800rpmぐらいでリミッターが作動してる…。



今のタコメーターはデイトナの電タコ。

SRXのノーマルの機械式よりはこれでもだいぶ早いし,小さくて軽くて視認性が良くて値段も安いのでいい商品だとは思う。表示レスポンスに関してもキャブの時は特に気にならなかったし。

でもFI化,特にVer.3にしてからコンピューター上の回転数とタコメーター上の回転数がずれてることに気付いた。
タコメーターの駆動信号はECUから出してるので,波形の安定性とかパルス数は問題があるはずもなく,タコメーター本体のレスポンス設定を最高にしてもそもそも針の動き自体が変わった気がしない。多分このタコメーターの限界なんだろうね…2サイクルとか直4にはちょっと辛いかもしれん。

解決策として一番単純なのはもっといいタコメーターに変えること。
例えばこんなのとか。

定番中の定番。信頼性も高そう。
だけれどこれだと今のスピードメーターと入れ替えになるから,別途スピードメーターを何とかしないといけない。

例えばこれとか。

スピードメーターもインジケーターもオールインワン。
とてもスッキリして見た目もかっこいいけれど,如何せん値段が高すぎる。

いっそこういうのとか。

ECUからCAN通信の配線2本と電源線2本で計4本配線通せば動かせるんだよね。
Moto-GPとか個人的憧れのセナのマクラーレンホンダみたいでかっこいいよね。
でもあまりに高すぎる。これ一個でうちのSRX何台買えるのよと。まぁECUより安いけれど…。
取り付けステーだなんだでも苦労しそうなので今回は却下。
ちょっとこれが付いたSRXとかあまりにもカッコよすぎてなんか違う気もするし…。

本当は自分的に一番かっこいいと思うバイクのメーターはこれなんだけれど。

バーグラフって素敵ですよね。
しかもそれが赤とかに光るって最高ですよね。ナイトライダーとか大好きです。
でもSRXで14000rpmなんて回らないし。
タコメーターの信号パルス倍にすれば丁度いいんだけれど,メーターのピン配とか信号を解析する能力も設備も知識もないので却下。

その流れで社外品だとこんなのもあるけれど。

これ意外とちっちゃいんだよね。
個人的にはメーターはある程度サイズが欲しい。
デジタル表示部の情報もちょっと割り切り過ぎな感じ。
「kmh」とかこんなに大きくしなくていいからせめてトリップ表示ぐらいしてくれんかと。

ってことで主に経済的な理由と個人的な趣味の問題でメーターの基本構成は変えない。
でもせめてシフトタイミングぐらいはちゃんと分かるようにしたいってことでシフトライトをつけることに。
設定回転数で1個だけぴかぴか光るのは取り付けも楽そうなんだけれど,どうせならちょっとバーグラフっぽい方がいいなーと。

なのでこれを購入。

PZ Racing   LighTronic LT-200
配線つないだら点灯開始と全点滅の回転数を設定するだけで,5段階で点灯するらしい。
一応バイク・カート用だから防滴仕様らしい。
まぁこういう形態のシフトライトでいい感じの製品があまり無かっただけだったりするのだけれど。

一応説明書には防滴って書いてあったけれど,中身どうなっているのか不安だったので分解して確認。
写真忘れちゃったけれど,特に水対策を考えてあるようには見えず。
基盤も実装部品もむき出し,ケース自体も水入りたい放題&入った水は抜けにくい仕様。
多分パシャパシャっと水掛けて防滴OKなんだろうな…。
カウルがない車両だと雨天時にこれは不安なので,基盤は部品ごとシリコンシーラントで封印,ケースは下部分に水抜き穴をあけて入った水が抜けるようにして水対策。
多分何にもしないよりはいくらかマシでしょう。

あとはメーター上に取り付けるのにメーターケースの円筒面合わせたゲタ(取付台)が必要だったので,ヤスリ使って適当に作成。

できたのがこんな感じ。

ケース分解したついでに家に転がってた3Mのカーボン調カッティングシートでお色直し。
ゲタ部分はホームセンターで買ったバルサ材にシルバーのサーフェイサー吹きっぱなし。
材料費数百円にしてはそこそこいい感じの質感かな?

乗ってる所から見るとこんな感じ。


回転数設定が設定用配線をアースする方式だから,回転数維持しながらアースさせるのがちょっと難しい。それ用のスイッチ付けてもいいんだけれど,一回設定したら使わないし,手間かけるのもなぁ…。
本当はパルス発生器で安定したパルスを入力して設定した方がいいんだろうけれど。7000rpmも空ぶかししないといけないから設定するときうるさいし…。

とりあえずご近所に心の中でゴメンナサイしつつ設定して試走。
発光回転数は3500rpmで緑,7000rpmで全点滅に設定。
3000rpmぐらいだと普段使うからいつも点いてても邪魔かなぁと。
点滅はレッドゾーン回転数で7000rpmに。

正面から見るとかなり明るいけれど,乗っていると目に刺さる角度じゃないから意外と気にならない。この場合それはそれで微妙な気もするけれど。
この分なら3000rpmスタート1000rpm刻みでもいいかも。
全点滅は7000rpmをちょっと超えてるようで,全点滅すると同時にリミッターがかかる。
多分設定するときに回転数がずれたのかなぁ。やっぱり設定するときに手が2本じゃ足りなかった感じ。


取付時に配線いじったせいでタコメーターの配線の接触が悪くなったのか,時々タコメーターが暴れるようになったので,回転数設定と合わせて後日再作業予定。

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