2017年7月3日月曜日

SRX-600 FI Ver.4 エアクリーナー変更

Ver.3から使っていた「タケガワフィルター+海外製エアフィルターの差込口」をK&Nに変更した。



実は前々から使っていたこのフィルター,スロットルボディへの差込径は確かに60㎜(Ver3時は55㎜)あったんだけれど,エアフィルターにつながる穴径は43㎜ぐらいしかなかった。


取付状態を図にするとこんなイメージ。

赤点線の部分がエアクリーナーの実際の開口部で,スロットルボディとは90度の角度でガッツリ段差ができる。
Ver.3の時に「取り合えずの暫定対応」のつもりで付けたものの,特にこれが原因と思われる不具合が無かったので今の今まで使ってた。
今も特に不具合は感じていないものの,きれいに空気が流れるようにして悪いことも無いだろうし,スロットルボディ内径が46㎜で吸気口径が43㎜ってなんかもったいない気がしたので,とりあえず変えてみることにした。
もしかしたら全開馬力ぐらい少しは上がるかもしれないし。


新旧見比べるとこんな感じ。いかにも新しい方が空気を良く吸い込みそう。


フィルターがオーバル形状になったため,幅方向はかなりきつくなったものの何とかクリア。

で,試走してみる。
…何にも変わらない…。
A/Fが一切変わらない。フィーリングも変わらない。
つまり,吸入空気量が変わっていないと。吸う量が増えてないんだから,確実に全開の馬力も増えない。
まぁスロボから先が41㎜程度だから,そんなもんなのかもしれないけれど。

今回分かったこと。
「FIに限って言えば空気量が変わらない限り径で10㎜程度の段差が吸気管内に有っても性能に影響が無い」
キャブレターだと流れが乱れると上手く燃料が吸い上げられないとかあるかもしれないけれど,FIだととにかく必要量吸い込めれば良いと。
いくら上流側と言ってもこれだけ段差が解消しても変わらないんだから,FI車でポートの段差合わせとかやっても気持ち程度にも効果が無いんじゃないかなぁ…。(バリで面積が狭くなってるとかは除く)

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