アクセル全開でシフトアップするとなんか回転落ちが変。
多分というか確実にクラッチが滑ってる。
思い返せば結構前から症状は出ていたような気が。
気付いてしまうと気になるし,丁度オイル交換のタイミングだし,さっさとクラッチ板を交換することにした。
とりあえずサクサクとクラッチカバーを外す。
サイドスタンドでやればあんまりオイル出ないかと思ったけれど,100ccぐらいドバっと出た。
まぁこの後オイルも換えるからいいや。
で,ダメになったクラッチ板を外す。
フリクションプレート。左が旧,右が新。
摩材面がピッカピカに金属光沢出とりますが…。厚さは0.1㎜減。
クラッチプレート。左が旧,右が新。
いい感じにコンガリ焼けてました。旧に露出合わせたら新品が白トビするぐらい。
こんなダメなクラッチ久々に見た…。こっちも厚さは0.1㎜減。
クラッチスプリングは長さが1㎜縮んでいた。
使用限界まではまだ行っていないのでこっちは再使用。
結局全部の板が0.1㎜減×15枚=1.5mm減。+スプリングが1㎜減。
ついでにこれだけ板が焼けてればまぁ滑って当たり前。
新しい板に抜けたオイル塗って順番通り組み付け。
新品部品に古いオイル塗るのはあまり気分は良くないけれど,どうせオイルなんか交換したって抜けきらんからまぁ大した問題じゃ無かろう。
プレスの方向で表と裏がって話は時々聞くけれど,それで問題出るならメーカーが裏表指定するハズだから,自分はあまり気にしない。
スプリングが短くなっていた分,ついでに1㎜のワッシャー挟んでおいてみた。
あとはガスケット換えてカバー閉じるだけ。
本来ならSRXはプッシュロッドタイプのレリーズなので,プレッシャープレート組む時にプッシュロッドの遊びを合わせ直すけれど,今はカバーごと他の物に変えてプルタイプにしてあるのでとっても楽。
そのままオイル交換。
オイルは今回もヤマルーブのRS4-GP。
余ってた分で足りるか不安だったから2Lほど買い足したんだけれど,結局そっちは使わず。
次回はもう1L買い足してもう一回ヤマルーブだねぇ…。
試走した感じはとってもいい感じ。
発進のフィーリングがすこぶる調子良くなった。
全開でシフトチェンジしてもクラッチ滑りの兆候も無し。
ついでにオイル温度が上がった時に少し遊びが増えていたのも直った。
ワッシャー積んだ分クラッチはちょっと重くなったけれど,ハスクに比べればまだ軽いからいいか。
ただ,今まで滑って逃げてたのが滑らなくなったおかげで,クイックシフター使った時のシフトショックがかなり大きくなった。正直耐えられない。
というか今まで全開以外は滑ってると思ってなかったんだけれど,どうもあっちこっちで滑ってたようで…。
これのセッティングはまるっきりやり直しだねぇ…。
こんなことならさっさと直しておけば良かった…。
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